絶対音感ハイクラスの能力

こんにちは。しゃむです。

今回の内容は、絶対音感の中でもハイクラスな方にある感覚が

どのような内容なのかを解説していきます。

 

 

 

 

 

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イクラスの能力って?

では実際にどんな特徴があるかというと...。

 

  1. 音や和音に色彩を感じる

  2. 可聴音域が広い

  3. ヘルツレベルで音程の違いを理解できる

 

ひとつひとつ詳しく説明していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.音や和音に色彩を感じる

この能力は共感覚(シナスタジア)」

と呼ばれる特殊な知覚現象です。

比較的絶対音感保有者に多いといわれています。

音に関する共感覚「色聴」と呼ばれます。

 

 

ほかにも数字や言葉や形に色を感じる方もいます。

これも同じく共感覚と呼ばれますが

統計上音に色を感じる色聴を持っている方が多いそうです。

 

 

高い音になればなるほど、明るい色を感じるようです。

日本語でも女性の声を黄色い声と呼びますよね。

 

 

 

この共感覚は成長と共に薄れていく場合と

残る場合があります。

 

 

 

似た感覚として、「音視」というものもあります。

これは色に形や音が聴こえる色聴とは反対の感覚です。

 

 

 

 

私はたまに音楽と場所や場面がリンクすることがあって

その音楽を聴くと同じ情景や感覚を思い浮かべます。

これは自分の行ったことのある場所や

体験したこととしかリンクしません。

 

 

 

 

私の知り合いは

物が落ちた時にした音から始まる曲が

脳内再生されるそうです。

この方は子供のころだけこの感覚があったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.可聴音域が広い

 

これは、

人より聴こえる音の幅が広い能力です。

 

 

 

人には聞こえる音の幅が決まっています。

モスキート音というのを聞いたことがあるでしょうか?

若いころしか聴こえない周波数の音です。

 

 

 

 

人間の耳というのは老化していくと

だんだんと可聴音域が狭まっていきます。

これは耳の中にある音の振動をキャッチしてくれている毛が

だんだん消耗していくからです。

 

 

 

 

ちなみに、ピアノの調律師は25歳までしか

目指すことができません。

(養成学校に入学する条件です。)

これはには様々な理由があると思いますが、

日常にあふれている音には倍音という音が含まれています。

 

 

 

 

倍音」を言葉で説明するのは難しいですが...

一つの音の中にはいろんな種類の音が混ざっています。

裏を返すと、一つの音は

たくさんの音が混ざってできているということです。

低ければ低い音のほうがたくさんの倍音が含まれています。

 

 

 

 

 

本当の説明を始めると物理の時間が始まってしまいます(笑)

まずは、元になる周波数を基音と呼びます。

この基音の倍数で振動している音を倍音といいます。

ギターをならしてみるとわかりやすいです。

 

何も抑えず弾く状態を基音としましょう。

半分の長さで弦を抑えてはじいてみると、

さっきよりも高い音がでます。

これは弦の半分のところで抑えて鳴らした音なので

2倍音と呼びます。

さらに1/3のところで抑えて弾いてみましょう。

さらに高い音がなります。

これを3倍音と呼びます。

 

 

 

 

なんとなくお分かりいただけたでしょうか?

本当にシンプルに説明しました。

 

 

 

 

 

 

これまで説明した倍音

ピアノの一番低い音をペダルを踏んだ状態で打鍵すると

いくつか聴こえてくるはずです。

 

 

 

 

 

音感のあるなしは関係ありませんが、

耳の良い人はこの倍音が人よりも多く聴こえます。

倍音というのは周波数の聴こえ幅が広い人ほど

よく聴こえます。

 

 

 

この能力も訓練次第である程度は聞き取ることができます。

 

 

 

 

私は割と高い倍音まで聴こえると思っているのですが、

人の聞き取ることのできないペースメイカーの音が聴こえます。

身近にペースメイカーをつけている方がいたのですが

時計の秒針のような音が私だけ聴こえていて、

ずっと何の音かわかりませんでした。

 

 

 

だけど、その秒針の音のリズムはまるで心臓の音のリズムのようでした。

その時にハッと気づいて、ご本人に確認をしました。

(もともとペースメイカーをつけているのは知っていました。)

 

 

 

 

このように耳がいいと聴こえる周波数の幅が広いことが多いです。

私は普段トランペットをしているので

高い音を優先的に聴き取ってしまいます。

これもあって、高い倍音が聴こえやすく耳が訓練されています。

 

 

 

 

耳がいい人に共通して言えるのですが

耳がいい人のほうが倍音を多く含んだ音を出すことができます。

管楽器をしたことのある方ならわかるかと思いますが、

演奏する人によって音色がかなり変わります。

同じ楽器を演奏したとしても、

その人ひとりひとりの持つ音色は違います。

 

 

 

 

豊かな音色とよく言われますが

これは倍音を多く含んだ音だと解釈してください。

私の体験でいうと、普段ピアノの調律をされてる方の音は

本当に美しいです(笑)

うっとりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.ヘルツレベルで音程の違いを理解できる

 

これは、吹奏楽やオーケストラで

チューニングを経験された方は分かるかと思いますが、

基準になる音程に音を合わせるとき、

自分が今基準の音からどのくらいの位置にいるのかを

理解するのは難しいと思います。

 

 

 

 

だけど訓練次第では、自分がどれくらい(専門用語では何セント)

高いのか、低いのかを理解できます。

同じ音でも高さが微妙に違うと、

音波の長さも微妙にずれます。

このずれが生じると基準音と自分が出している音のうねりが生じます。

実際に「わんわんわん~~~」と聴こえます。笑

 

 

 

 

 

 

この基準音からどれくらいずれているかを判断するために

チューナーという機械があります。

https://www.amazon.co.jp/KORG-チューナー-メトロノーム-TM-60-WH/dp/B077SMP29M

 

 

こちらの機械が便利なチューナーです。

機械を見ながら耳を鍛えることで

だんだんと自分の身に音感がつきます。

 

 

 

 

ちなみにこのチューナーですが

ヤマハの商品とKORGの商品とっても似ているんです。

実は製造元はすべてKORGです(笑)

なので価格は安いほうを選んでも

特に品質に変わりはないということです。

 

 

 

ちょっとしたお得情報でした(笑)

 

 

 

 

 

それでは今回はここまでにします。

また更新します~